2010年4月4日日曜日

春のオーロラ爆発

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オーロラニュース Vol.35

春のオーロラ爆発

2007年頃から続いていた約11年周期と言われる太陽活動の”停滞期”は、記録的な太陽無黒点状態もあり、過去では1715年頃の”マウンダー極小期”と比較される声も出始めていましたが、2009年秋冬頃から太陽黒点が活発に出現し始め、それに伴い太陽フレアも観測されはじめました。

参考: Live!オーロラ・オーロラニュース「2006/12/15 大規模な太陽活動に伴なうオーロラ発生について
参考: 篠原氏:宇宙天気ニュース「立ち上がらない第24期 --2009年を迎えて--
参考: Live!オーロラ・オーロラニュース「オーロラ活発化 Mクラス太陽フレア発生

アラスカ時間(日本時間-17時間(サマータイム))2010年4月2日未明、太陽風南向き磁場の影響と思われる活発なオーロラ活動が、Live!オーロラの生中継がとらえました。

太陽活動停滞期でも、約27日間で自転をする太陽には"コロナホール”と呼ばれる太陽風を強く吹き出す領域があり、その影響が地球にもほぼ定期的に訪れるため、少なくとも1ヶ月に1~2回は地球上で活発な緒オーロラが観測されることがあります。ただしそのコロナホールの活動自体も不安定であるため周期がずれることや高速太陽風がやってこない場合もあります。
そのほか、2009年年末頃より活発になり始めている太陽フレア(太陽面爆発)等によるCMEなどの影響にて突発的にオーロラが活発化することや、定常的に訪れている太陽風内の太陽磁場の南向き成分の影響などでも同様に活発化することがあります。
(参考:オーロラ発電所/オーロラのしくみ(Live!オーロラ)

今回のオーロラ爆発は、太陽風内南向き磁場の影響と思われます。(太陽風データ:NASA/ACE衛星観測)



4K中継カメラがとらえたオーロラ爆発の瞬間(アラスカ時間:2010-04-02 00:26)
↓スーパーリアル動画中継がとらえた様子(早送り編集)